『ひざしん』の投資日記

投資に関する見分や考えをつらつらと備忘がてら書いていきます!

商品市場から考える

国債商品市場から投資マネーが流出しているとの記事がありました。

その意味を考えてみました。

 

商品が買われるとき

原油・銅など商品が多く買われるのは、企業が素材を買って物を作り利益を上げることを見越してのことであって、金利上昇局面の業績相場でにかけてこの状態が見られます。欧米の金利上昇が落ち着いた今は実際多くの商品でピークを下回っています。

 

インフレのリスクヘッジ

インフレが進んでいるときは物の価値が上がっているということ。お金として資産を持っておくと相対的な価値は下落していってしまうため、もの(商品)として資産を持っておくことがリスクヘッジとなります。11月にバンクオブアメリカが行った投資家調査ではインフレ上昇に関し大半が「鈍化する」と回答しており、リスクヘッジとしての商品の買い需要は減少しているようです。

 

これを踏まえて

商品価格はインフレ時は(当たり前ですが)価格が上がるため、経済が動き始めた金利上昇始めに仕込みたいところ。一方、現在の商品価格は上がりきって下りがけ。なので、当分は商品の買いはしないこととします。