『ひざしん』の投資日記

投資に関する見分や考えをつらつらと備忘がてら書いていきます!

倹約の哲学:お金の使い方を考える

こんにちは、今日はクリスマスイブです!プレゼントやディナー、旅行などで年を通しても消費が特に多い日のひとつであります。消費真っ盛りな世の中に逆らって今回は「倹約」の話です。

 

投資を行う上で欠かせないのが元金です。元金が多ければそれだけ利益がでたときの資産増加幅が大きいです。そのため、いかに元金をひねり出すかがポイントです。

元金を増やす方法は大きく「①稼ぐ、②貯める」の2パターンに分けられます。が、サラリーマンである私は「①稼ぐ」には限界があります。なので私の場合「②貯める」が重要です。そしてお金を「②貯める」ためには、そう、倹約が必要なのです。

 

倹約哲学

そもそも倹約といってもその言葉の解釈は様々で、いろいろな哲学や考え方があります。私の倹約哲学の師匠は、戦国武将である黒田官兵衛さんです。

なぜ突然歴史上の人物が、、と思った方いるかもしれませんが、私が歴史好き(特に戦国武将)のためご容赦を。

 

黒田官兵衛豊臣秀吉に仕えた武将で、名軍師として中国大返しなど大きな功績をあげ、秀吉を天下人へと押し上げることに貢献しました。そんな彼は家臣の間でも有名な倹約家だったといわれています。

 

彼の倹約エピソードの中にはこんなものがあります。

 

・瓜の皮も漬物にして、魚の骨をふりかけにして食べていた。

・自分の使い古した足袋なども家臣に買い取らせていた。

 

かなり徹底した倹約家っぷりがうかがえます。一方、そんな倹約エピソードとは裏腹に、合戦の時には惜しみなく貯めこんだ財を使ったといいます。

 

高松城水攻めの際、水をせき止める堤防の作製のために土壌を非常に高価な値で買い取った。近くの農民は我先にと土壌を持ってきた。

・九州平定時には、浪人を雇うため金銀を使い、即席で巨大な軍隊を作り上げた。

 

彼の倹約哲学をまとめると

「自分が必要だと感じたときにつかえるよう、普段はとっておく」

ひたすらお金を切り詰めればよいという考え方でなく、お金を使うべきときを見極めるという考え方です。彼が活躍した時代から400年経った今でも通じる考え方と思います。

 

まとめ

お金を貯める方法としての「倹約」。

倹約哲学は実に様々ですが、わたしは黒田官兵衛さんのような

「普段は贅沢や浪費はしない。だが、使うべきと判断したときは躊躇なく使う。」

お金の使い方を実践したいところです。

では、具体的に日常にどう落とし込むか、は次の記事で書いていきます。